偽りのメモ。

今週のお題「メモ」

 

ようこそ、ピンヘッドラッドです。

今回は、お題に合わせて実際にあったエピソードから一つ。

 

自分は、サラリーマンとして働く中で、上の人の話を聞くとき、会議に参加するとき、必ずメモを出すようにしている。真剣にあなたの話を聞いていますよというアピールだ。このことは、よくビジネス本なんかにも書いてあるし、その昔、バイト先で「人の説明を聞くときはメモを取るように。」と教えられたこともある。

 

自分も進んで実践している「メモを出す」という行為だが、これは実は大変コスパがよい。だって、会議の際、メモを出すだけで周りからの印象が良くなるのだから・・

 

反対に、「メモをとる」という行為は、あまり利口な方法とは言えない。今は、会議なんかでもパワポを用いての説明が主流だから、後でパワポの資料をもらえばいいだけなのでw 特にずぼら兼意味のないことが大嫌いな私は、「メモをとる」ということに向かず、毎回「メモを出す」ものの、そこに書き込んだ経験はほとんどない。

 

ある時、上司が私に向かってこう言った。

「そのメモ、何を書いてるの?ちょっと見てもいい?」

 

別に隠すものでもないし堂々と見せたのだが・・まったく白紙のわけでもないし・・

きっと彼の眼には、私のメモを出すという行為が、「とりあえず、メモ出しとけばみんな満足するんでしょう?」という風に映ったのだと私は解釈する。

 

 

 

彼がゆがんだ眼鏡をかけているのか・・・はたまた、俺の斜に構えた態度がそう移すのか・・・

 

真相は分からない・・・・