うろ覚えでメンゴ、メンゴ、秋の夜長に読みたい!東野圭吾作品 BEST3

どうも、一年の季節の中で秋が一番大好きなピンヘッドラッドです。秋らしい肌寒い日も好きだし、小春日和の少しポカポカしたような陽気も大好きだよ。こういう季節は私の陳腐な創作意欲が掻き立てられて、気が付けば、キーボードをたたいているんだ。

 

今回は、ピンヘッドラッドおすすめの東野圭吾著の小説をランキング形式で紹介していきたいと思います。東野圭吾作品は、さすがに全部じゃないけど、8割ほどは読んでます。えっと、東野圭吾作品の魅力といえば・・・面白さや読みやすさは、言わずもがなですが、個人的には、巧妙な登場人物の心情のグラデーション だと感じています。愛情から嫌悪、興奮から不安といった人間の心の変化を作品を通して非常にうまく表現していて、読者を感情移入させ作品の世界観にグッと惹きつける効果を持っています。

ちなみに、東野圭吾の代名詞「容疑者xの献身」は私も大好きなんですが、私の中では小説というより映画のイメージが強いため、ここではなしな、な、

 

 

■第3位    夜明けの街で

 

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「夜明けの街で」は、〈不倫〉に東野圭吾おなじみの〈ミステリー〉を絡めたお話です。この作品は、事件がすごいとか、トリックがすごいとかではなくて・・・不倫の描写がリアリティありすぎてドキドキするんです。作品中にも登場するサザンオールスターズの「love affair~秘密のデート~」っていう曲と非常にリンクが強い作品になってるよ。東野圭吾が先にこの曲を好きで聴いてて、そこからイメージして執筆した作品なんだって。ピンヘッドラッドの勧めくらいじゃなかなか読む決心のつかない人は、まず、「love affair ~秘密のデート~」を聴いてみるのもいいかと。もし、この曲が気に入ったら、絶対この作品も気に入るからぜひ読んでみて。

 

■第2位    手紙

 

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「手紙」は、一言でいうと、強盗殺人を犯して刑務所に入った兄を持つ弟の話ですね。そもそも、兄が強盗を犯したのは、弟を想ってのことだったため、最初は弟も一緒に乗り越えていこう的な感じでした。しかし、就職も結婚も、兄貴が犯罪者であることが足かせとなって、上手くいかない。そんな中で、だんだんと弟の心は兄貴から離れていきます。そして、ラストには・・・。弟の気持ちの変化が悲しいほど理解できてしまい辛いけれども、読むのをやめることができない、そんな作品です。この作品中にはジョン・レノンの「imagine」が登場していい味出してるけど、リンクはそんなに強くないよ。

 

■第1位    秘密

 

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「秘密」は、私の一番好きな小説といっても過言ではないです。この作品は、2,3回は読み返しているんで、結構覚えていますね。〈都内に夫、妻、小学生の娘の3人で平凡に幸せに暮らしていたとある家族。しかし、突然の事故によって、妻が死に、娘はひん死になってしまいます。娘は奇跡的に助かるものの、そこに娘の意識はなく、娘に宿っていたのは妻の意識だった・・・〉っていうのがあらすじですね。娘の姿になった妻と夫の夫婦愛を描きます。娘(妻)の体が成長していくにつれて壊れていってしまう二人の関係がとっても切ない・・・。この作品は、ユーミンの「翳りゆく部屋」とリンクが非常に強い作品になっているんだけど、また、この曲がいいんだw ぜひ、「秘密」と「翳りゆく部屋」をセットで味わうことをオススメします。

 

 

 

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